トライアスロンへの目標と目的設定について

トライアスロンへの目標と目的設定について

外でトレーニングをすることがとても気持ちの良い季節になってきました。

さて、最近はマラソンだけではなくトライアスロンでも、人気のあるレースは申し込みが殺到し、抽選になったりします。私はマラソン人気が高くなってきたのでトライアスロンに本格参戦してきたのにトライアスロンもいまでは人気のスポーツになってきてますよね。せっかく目標としているレースに向けてトレーニングをやってきたのに、参加できなくなってしまってはモチベーションがだださがりになってしまいます。

 

だから、しっかりと年間の計画を立てることが必要です。

 

時期的には今頃が一年全体を見渡せる時期で年間のレース計画を立てやすいです。それにともなって、トレーニング計画も、家庭、仕事の年間予定と照らし合わせて参加したいレースを見つけて、トレーニング計画を立ててみるのがモチベーションも上がり効率的です。優先的にまずはどのレースに参加するのか検討し、レースを確保して、トレーニング計画を立てましょう。

 

参加するレースが決まり、目標が決まればやる気も湧いてきます。

ポイントは大きい目標を決める。そのあと、最初の一歩は何かを決める。そして、最初の一歩に集中して繰り返し練習をする。つまりは基礎練習ですね。そのあと体ができてくるので、2歩目に進みます。多くの人は一足飛びに5歩目まで進もうと躍起になり、失敗します。まずは基礎的なものを固めて、モチベーションを高め、目標に向かって楽しんでいければ素敵です。

よくやるのが参加予定レースが決まったら、レースの日のみを記載して、申し込みの日を書き出すのを忘れます。気がついたら申し込みが終わっていた・・・、なんてことのないように、必ず申込開始の日をスケジュール帳に書き出ししておきしょう。申し込み開始後すぐにエントリーを行うことをおすすめします。すぐにですよ!

 

そしていよいよ、参加するレースに向けてトレーニングを始めます。

トライアスロンは有酸素運動のスポーツです。15分や30分で終わるレースはほぼないと思います。レースの距離はスプリント、ショート、ミドル、ロングといろいろありますが、すべて有酸素運動になります。つまり、有酸素運動系のトレーニングをみっちりやっていくことが基礎になります。

この基礎トレーニングにじっくりと時間をかけてないと、いくら強度の高いトレーニングをたくさんやってもレースでの結果は残念なことになりかねません。

ゆっくりと長い時間身体を動かして、身体にたくさんの酸素を取り入れるトレーニングをやりましょう。ペースとしては会話ができるくらいの強度で1~3時間ほど動くと良いでしょう。ランニングをされている方であればご存知のLSDですね。そして、忘れてはいけないのが、こまめな水分補給、エネルギー補給も行って下さい。

この“地味なトレーニング”があなたのレースを楽に運んでくれるかの分かれ目ですよ。

 

仲間とのトレーニングは重要です。

私はもちろん一人でもトレーニングをしますが、自主的に練習会をしましょうと声をかけて仲間を集めて、ランニングをやったりします。輪行バッグに自転車を入れて遠くに行って雰囲気を変えるのも楽しみですね。これも目標設定の立て方なので、ぜひ楽しみながらプランをたてて下さい。

 

いよいよレースが近づいてきたら・・・

そして、いよいよレースが近づいてきたら、距離や時間などもスプリント、ショート、ミドル、ロングにあわせてトレーニング強度をあげていきましょう。

日頃、仕事で帰宅する時間が遅いという方も、短い時間でも効果を出すトレーニングがあります。30分でできるトレーニングのレパートリーを増やし、可能な限りトレーニングに時間をとりたいですね。レースの前一週間前までにはハードなトレーニングはしっかりこなしておいていただきたいです。

時間が制限されている平日に短い時間で、ぐっと集中して強度の高いトレーニングを行いましょう。

 

一方、たっぷりと時間が取れる休日は、ゆっくりと有酸素運動に時間をかけてトレーニングを行いましょう。レース直前二週間前あたりで、仲間と一緒に競い合いながら強度を上げたトレーニングを合宿的に行うのも良いでしょう。私はよくこれをやります。モチベーションアップにつながります。

 

最後にあなたのトライアスロンへの目的と目標を明確にしておく必要があります。

 

それによってトレーニングの方法が違うからです。タイムをガンガンアップさせたいという方は強度の高いトレーニングが必要です。

このタイプの方はがっちり計画をたてて、強度の高いトレーニングをシーズン前までにし、オフシーズンには基礎トレーニングといった計画が必要ですね。

完走をすることに目標がある方は、継続したトレーニングが必要です。

 

このタイプの方はトレーニングを年間を通じてまんべんなく実施し、有酸素運動の強度を徐々にあげていきましょう。

自身の目標と目的を持って、出場レースを決めて、年間を通してメリハリのあるトレーニング計画を立てましょう。

無理をせずに、楽しく充実した活動を送ることが大切です。

皆さんも一年を通してトライアスロンを楽しめるトレーニング計画を立ててみましょう!

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