スポーツサイクルの種類
スポーツサイクルにはさまざまな種類があります。走る路面状況や走行するスピードなどによって、適したタイプがあります。しかし、スポーツバイクも種類が多く購入の際には、どんな自転車を買ったらいいのか頭を悩ますところです。まずはどんなふうに走ってみたいかを想像して、それに適したタイプを絞り込無必要があります。トライアスロンをやっていく上で選択するバイクはおおよそロードバイクかTTバイクのどちらかになりますが、初めてトライアスロンをされる方はロードバイクをお勧めします。
ちなみにトライアスロン専用の自転車というのは一部のメーカーから発売されていますが、とても高価なので初心者はロードバイクですね。トライアスロンはそれ自体が競技です。競技用であるということは、すべての面で優れているとはいえないです。つまり、オールラウンドではないです。レース用=ハイモデルですが、レースという特殊な使用環境、使用目的を狙っているので、快適さを犠牲にしていることもあるということを頭に入れておいて下さい。
参考までにスポーツバイクのそれぞれの特徴を解説しておきましょう。
ロードバイク
トライアスロンを始める方はこちらを選びます。舗装路を早く走ることを追求して、作られているのがロードバイクです。ロードバイクの魅力はなんといっても、走りの軽快さです。なぜ、軽快かというと自転車自体の重量がめちゃくちゃ軽いのと、タイヤが地面に接する面積の少なさによる、路面抵抗の少なさでしょう。また、タイヤホイールの標準サイズは27インチとなっていて、26インチよりも慣性が働き、スピードが落ちにくいという特徴がある。
MTB(マウンテンバイク)
MTB(マウンテンバイク)は前後ともにサスペンションのないタイプ、前のみにサスペンションのあるタイプ(一般的にはリジッドタイプと呼ばれる)、そして前後サスペンションタイプ(フルサス)の3つに大別される。サスペンションとは、オフロードでの路面からのショックを吸収し、安定して走行するための有効な仕組みである。前後ともにサスペンションのないタイプは、現在は非常に少なくなっている。前サスペンションモデルは、前後ともサスペンションがないタイプよりも快適で、前後サスペンションタイプよりも軽いのが特徴です。
そのバランスの良さは最高です。前後サスペンションモデルは、若干の重量増はあるものの、オフロードでの快適性(ショック吸収、安定性)に優れている。このメリットは、早く走りたい人だけでなく、ビギナー向きと言っていいでしょう。オフロードの振動の中で乗りこなす術を知らないビギナーでも、前後サスペンション車なら、ある程度自転車まかせにしても、自転車が助けてくれます。
MTBはオフロードで楽しむことを前提に作られているのですが、タイヤをオンロード用のスリックタイヤに交換すれば、オンロードでも快適に楽しむことができます。ホイール(リム)のサイズ(直径)は26インチが標準ですが、最近では29インチも一般的になってきています。
クロスバイク
クロスバイクはMTBのリラックスした乗り心地と、ロードバイクの軽快さの中間を狙ったモデルです。ロードバイクの走行性を得るため、ホイールは27インチを装着したモデルが主流です。ハンドルは、扱いやすいフラットバータイプが標準です。突き詰めればオンロードはロードバイク、オフロードはMTBになっていくのですが、軽快さとお手軽感覚を兼ね備えているクロスバイクは、初心者をはじめ、幅広いユーザーに向いているといえます。
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